広告と日常

広告のあれやこれや

【Dior / 栄光ゼミナール / 東京個別指導学院】広告の内容はブランドとしてのメッセージ

CD:最近、モヤっとする広告が多くてさ。
D:なんすかいきなり。
CD:まずこれ。

 

youtu.be

 

D:恋に生きる女性を応援、みたいなことすかね。
CD:いやそれにしてもよ、結婚式をぶち壊してそのまま違う男とイチャつきにいくって、相当お転婆な女性像じゃない!?
D:自分らしさを大切に的なメッセージなんじゃないすか。
CD:強烈だけどストーリーを考えたらモヤっとするんだよねえ。
D:てか前回のランドセルに続いて香水のCMまで観てんすね。
CD:ヒマだからさ。
D:ヒマなのかよ。
CD:続いてこれ。

 

 

D:受験を乗り切った先の感動を想起させてんじゃないすか。知らんけど。
CD:それはそうかもしんないけどさ、泣こうが笑おうが自由じゃない!?生徒というか受験を乗り越えて成長した姿を描くべきなのに、泣こうてアクションを強制すんじゃないよ。
D:いや、シンプルに泣くほど大変だから一緒にがんばろう的な?
CD:わかるよ。でも「受験は大変」→「この塾でがんばる」→「合格して泣こう」ていうメッセージなら、そもそも「受験は大変」と思わせることが害悪とすら思うね。
D:どういうことすか。
CD:受験勉強がツラいと思ってしまう、日本の社会システム引いては資本主義的な。
D:いやよくわかんないんでもういいす。
CD:まだあるのよ。モヤっとしたやつさ。
D:あんのかよ。
CD:同じく受験関連だけど、これ。

 

 

D:その塾の先生と生徒の関係性みたいなものがわかるじゃないすか。
CD:わかるけどさ。わかるけどもさ。言わされてる感がすごくない!?「合格発表の直後にしたことは何ですか?」「この喜びを誰に伝えたいですか?」ていう質問をされない限り、このセリフは出てこないでしょうよ。
D:広告なんて大体そんなもんでしょ。
CD:大学の掲示板を見に行った帰りなのかなあ、こんなウッキウッキでね。白々しい。そもそも合格発表の季節にしては薄着だな!青春かよ!
D:うるせえっすねえ。最後関係ないじゃないすか。
CD:あー、青春したいなあ。塾行こうかな。
D:勝手にしろよ。