広告と日常

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【RedQueen:NMB48の麻雀てっぺんとったんで!】二番煎じの宿命

CD:好きなものが二番煎じだと知ったときの失望ってあるよね。
D:何の話すか。
CD:聖飢魔IIってめちゃくちゃインパクトあって音楽性もエンタメ性も高いから好きなんだけど、「KISSのパクリ」なんて批判する人もいる。

 

 

D:あー、元ネタあるんすね。
CD:元ネタてきみ……話すと長くなるからスルーしちゃうけど、発言には気を付けたまえ。
D:へい。
CD:クロマニヨンズとかで活躍してるマーシーは知ってるかな。
D:ああー、ブルーハーツとか。
CD:そうそう。ここも詳しい説明は省くけど、彼のトレードマークであるもバンダナも実はローリング・ストーンズキース・リチャーズの影響なんだよね。

 

 

D:へえ、真似してんすね。
CD:真似てきみ……とにかく彼らを悪く言うつもりはまったくないんだ。誰しも憧れてリスペクトして自分に取り入れることはあるからね。でも広告表現として同じ手法を使うと、時にそれはパクリ疑惑となってしまう。
D:まあ、よく言われることではありますけども。
CD:たとえばこれ。

 

youtu.be

 

CD:これは多分、このシリーズのオマージュだろうね。

 

youtu.be

 

D:ああ、そう言われるとたしかに。
CD:これはさすがに二番煎じと言われても仕方ないんじゃないかな。同じベクトルでやっちゃパクリに見えるんだよ。元ネタがカッコいい方向なんだから、チャーミングに愛らしくするぐらい方向性を変えたら良かったのに。
D:担当者に"こんなイメージのカッコいい感じでつくってください"とか言われたのかもしんないすね。
CD:まあ、何か作ったら図らずも何かに似てしまった、てのは実際あるんだけどね。だからこそ、日々いろんな広告表現や先人の作品を研究することで先人への敬意を払いつつ、自分のオリジナリティを磨いていく必要があると思うんだな僕は。
D:珍しく熱いすね。
CD:"そのセリフ、誰の二番煎じなんですか"って言いたいんだろ。うるさいよ!
D:なんも言ってねえすけど。